ニューヨークから、ものづくり修行

隔年で日本都市研究に訪れているニューヨーク州立バッファロー大学建築学部。
福島を訪れるのは今年で2回目となります。

福島の現状を知ることもさることながら、彼らの目的は小名浜のものづくりです。
建設資材である鋼管を3次元にカットできるレーザー加工機を弊社で一時的にご提供し、
研究利用していただいております。

大型3次元レーザー加工機自体は国際的にも徐々に需要が増えていますが、
研究団体が自由に利用できることは極端に少なく、弊社にてこの機会を設けました。

ニューヨーク バッファロー大学ニック教授
≪ニューヨーク バッファロー大学ニック教授≫

バッファロー大学は2泊3日で小名浜に滞在し、3次元レーザー加工機と建設資材双方のデザインの可能性の限界に挑戦しました。

大学院生らによってデザインされた鋼管
≪大学院生らによってデザインされた鋼管≫

大学院生らは、先端的なデザインツールをアメリカから持ち込み、デザインを完成させるものの、レーザーの温度や鋼材の固さなどとの精度調整にひと苦労。
ものづくりの難しさを改めて日本で学ぶ良い機会となりました。

≪開催時のポスター≫
開催時のポスター