メッセージ

メッセージ

当社は1914年(大正3年)の創業以来100年以上に渡り、地域の発展で必要とされる資材の供給を続けてきました。時代の流れとともに地域の産業も大きく変革を遂げてきましたが、弛まず寄り添いその時代その時代で必要とされるものを供給し続けてきました。

大正年間の創業当時は東日本指折りの漁獲高を誇った小名浜港や船主様向けに漁業資材を全面的に供給していましたが、高度経済成長期にいわき市が五市合併を境に新産業都市政令を受け工業都市として発展を遂げた際には、鉄鋼、ステンレスの分野に進出し、鋼資材やプラント資材をはじめ建設資材を総合的に供給できる商社へと変革を遂げました。近年では空調・衛生機器などの住宅設備機器の分野、また太陽光発電システムなどの環境保全・省エネの分野にも乗りだしています。

更には、単なる素材の供給にとどまらず、鉄骨加工、鋼板の溶断など、より現場の施工を支援できる一次加工の分野を拡充し、CADや鋼材の取り合いシステムの導入など、ソフト面の充実もはかっております。(2013年(平成25年)、加工センターを新築、3Dレーザー加工機をはじめ加工機器をリニューアル、顧客ニーズに対応しております。

私達は東日本大震災の折には、不休にてお客様の復旧・復興に社員が一致団結し務めてまいりました。おかげさまで営業エリアも、北は相馬地区から南は東京と営業拠点7か所へと拡大しました。さらには福島第一原子力発電所の廃炉作業についての全面的な支援を行うべく2017年楢葉町に「相双地区物流センター」を開設し、「20km圏内」早期の復旧活動の一翼を担ってきております。

今後も、地域でお客様が本当に必要としているものを常に見極め、その解決に向けて伴走し「お客様が本来の仕事に専念できる環境づくり」目指します。さらには日々それを継続していく事で、様々な地域企業が手をとりあって地域全体として発展していくことに貢献していきたいと考えております。
「シオヤのおかげで上手くいった」とお客様から常に言われるソリューション・パートナーとして、これからも「不断革新」の心構えをもって「地域に無くてはならない」存在を目指してまいります。

2021年6月
シオヤ産業株式会社
代表取締役 小野 行彦